アサヒビールの官能評価セミナーに参加 ― 2011年06月24日 23時23分08秒
本日は待ちに待ったアサヒビール主催の
おいしさを測る方法教えます! ~ビールの官能評価から~
なるセミナーでした。
昨日も飲みすぎて疲れておりますが
なんとか官能的にがんばるぞぉ~!!
っと活き込んでいきました。
小生はこのだまろぐでよくビール紹介をしていますんで
官能評価の方法や評価基準そして、微妙な違いを
客観的にお伝えする手法を学びたいと挑みました。

40名の枠は既にうまっていて
年齢層は40~50代が中心。
講師の方は33歳の研究員。
官能評価のアウトラインをわかりやすく説明いただき
その流れ出試飲テストに。
内容はご覧↑の4種類のビールの違いを分析すること。
小生の分析は次の通り
1 さわやかな香り、薄い黄金色
炭酸が弱く、味がうすく浅い、コクは少ない
炭酸が弱く、味がうすく浅い、コクは少ない
2 スパイシーな香り、ホワイトビール特有の白濁
コリアンダーの味わいにキレを感じる
コリアンダーの味わいにキレを感じる
3 褐色で、奈良漬(洋酒?)のような香り
プラム?っぽい果実っぽさを感じる
プラム?っぽい果実っぽさを感じる
4 赤く、甘くて濃いベリーの香り
酸味が強く、粒子感が細かくシュワシュワして飲みやすい
酸味が強く、粒子感が細かくシュワシュワして飲みやすい
正解はこれ↓
1. アサヒスーパードライ
2. ヒューガルデンホワイト
3. Bass Pale Ale
4. ベルビュークリーク(樽生)
です。
それにしてもこの違いは差異評価するには
分かり安すぎです。
同じラガービールを4種類並べるなどしてほしかった。
でも、スーパードライはガス圧がかなり低めに
セットされているようで炭酸が弱く、
スーパードライのイメージからは遠い印象でした。
あとバスペールエールも
思ったより臭かったですねぇ~
このビールは好きなんやけど
意外に目隠し検査するとこんなもんなのでしょうか。。
官能評価テスト第二段はこれ↓
官能評価テスト第二段はこれ↓
糖質OFFな発泡酒とリキュールな新ジャンルの判断テスト
小生評価は次の通りで1が糖質OFF
1 ドライで味の深みがない
甘みなし
3 1と比べて味の広がりがある
若干アルコールっぽいすっぱさがある
でした。これはわかりやすかったですね。
ちなみに正解は
1 スタイルフリー
3 クリアアサヒ
でした。
あとは個人的に気になってたことを質問。
コクってどういうことですか?
アサヒの方の回答は、
一般消費者のみならず、
アサヒの研究員(パネリストと呼んでいた)ですら
自社商品についてのコクの基準は
統一見解を持っているが、
初めて試す輸入もんビアなどにおいては、
意見が分かれるそうです。
そんな中議論しあって
新たな統一見解を作り出していくとゆーそーな。
つまり、コクの定義ってちゃんとしたもんはないんですね。
自分の中ではずっとコクって何やろうと
不思議に思ってたけど、
みんな不思議なまま取り組んでいることが
分かったのが収穫でした。
セミナ全体としては楽しかったけど、
個人的にはもっと深く掘り下げたものをして欲しかったです。
参考になったのはBCOJのFlavour Wheelかな。
これは香りや味などを評価する基準が
まとめられているんでよかです!!
参考になったのはBCOJのFlavour Wheelかな。
これは香りや味などを評価する基準が
まとめられているんでよかです!!
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